〈ナポリの貴族料理、サルトゥ〉イタリア20州を料理でめぐる 長本和子さん「イタリア、マンマの台所」今月は『ナポリの料理〜王と庶民の都〜』でした。
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ペペローニのオーブン焼き
サルトゥー
グラナティーナのサルサヴェルデ風味
写真1枚目の「サルトゥー」は、ナポリに王宮があったことを実感させる、貴族料理。
「それが郷土料理に入ってきているのは、ナポリ近辺の豊かさが土台になっているのでは?と長本先生。
料理が土地と歴史と結びついて生まれるもの…ということを思い知らされます。
「グラナティーナのサルサヴェルデ風味」
イタリアンパセリをたっぷり使ったサルサヴェルデ(緑のソース)は、なんと中世の料理書にも載っているのだとか。
イタリア料理は歴史の厚み…おそるべし!
こちらも、貴族料理の流れをくむもの。
一方でをペペローニのオーブン焼き」は、象徴的な庶民の料理。パン粉を上手に使って、香ばしさとボリューム感を出す知恵に、キュンとなります。
貴族も庶民も、「美味しいものを食べたい、食べさせたい」という思いは共通!
そこにイタリアらしさを感じて、ますます興味と愛着が深まるレッスンでした。
●次回は5/29(日)11時〜「リグーリア〜海風の便り」会場はSUGATA鎌倉店(https://www.sugata.co.jp/)
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