〈マンマのラディッキオ・リゾット🇮🇹〉遅ればせながらのレッスンレポート
イタリア食文化研究家・長本和子さん「イタリア、マンマの台所」
テーマは『水の都ヴェネツィアの料理』今回も料理の向こう側にあるストーリーが楽しくて、「へぇ〜」と「ふむふむ」の連続でした。
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トレヴィーゾのリゾット
豚肉の牛乳煮込み
こちらの美しい野菜は「ラディッキオ タルディーヴォ」、時期的には最後すべりこみセーフ!の冬野菜。
ヴェネト州の名産で、特にトレヴィーゾ県がその中心地。今回のリゾットの名前にも冠されています。
うっとりする美しさ、上品なほろ苦さとほのかな甘みをもつイタリア野菜。
こんな野菜を日本に入れてくださる素敵な八百屋さん、ルコラ・ステーションさんに、感謝です。
ヴェネツィアといえば、街全体が世界遺産に登録される、美術品そのもののような壮麗な地。運河沿いに連なる貴族の館や、宮殿、大聖堂…
思い起こすだけで うっとりしてしまいますが、食文化の背景にあるストーリーは?
長本マンマによると、ヴェネツィアは潟の上に造られた土地ゆえ、作物を生産しない街。
ではどうしたのか… 海運と東方貿易で栄えたことにより、各地から食材を運ばせて料理を作っていたのだそうです。
なので、歴史的にも、いろんな州各地の料理を食べていたのですって。
土地に密着したイタリアの郷土料理の中では、ちょっと異色なヴェネツィア料理の成り立ち。これまた面白いですね♪
●次回は3月20日(日)10:30〜
おかげさまでスタジオ満席ですが、Zoomオンラインレッスンはまだまだお申込み受付中!録画アーカイブでのご参加もOKです♪お気軽にどうぞ。
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