〈花の都・フィレンツェの料理〉
イタリア料理研究家・長本和子さん「イタリア、マンマの台所」、今月はフィレンツェの料理でした。
長本さんのレッスンは、料理のレシピを伝えることより先に、まずは、背景のお話から。
これがいつも面白い♪
「トスカーナには古代ローマ人より古い民族が住んでいて、その時代からパスタを作っていたらしい」
「古代では、正式な食事の席にはちゃんと入浴を済ませて参加し、横になって食事をしていた」
膨大な文献や現地での学びから、長本さんがたくわえていらした知識を惜しみなく語ってくださいます。
Menu
・ナスのトルティーノ
・ストランゴラプレーティプレーティ(ほうれん草を練り込んだニョッキのようなもの)
・フィレンツェ風アリスタ
500年も前にあったという豚肉のローストは、ゴージャス!だけれど準備は10分かからずできてしまう!
「イタリア料理は、少ない材料で、手間がかかからず、出来上がりはごちそうになります。
これって、家庭料理の理想形だと思いませんか?」
と長本さん。
ほんとうに、その通り。
「来年のお正月料理は、これに決めました!」とご参加者の方から。
ぜひぜひ、どんどん作って楽しんでいただきたいです♪
●次回は8月21日(日)11時〜「永遠の都、ローマの料理」
鎌倉SUGATAのスタジオにて。