今回は、『ロンバルディアの秋料理』。
ロンバルディア州という土地について。
その環境だからこそ生まれた料理の背景。
ローマ帝国から今へとつながる、食の歴史。
…レシピを習うだけなら知ることのできなかったお話を、たっぷりと。
これが、とっても面白いのです。
Menu
・ピッツォッケリ(蕎麦粉の手打ちパスタ)
・豚肉のロトリーニ
・サツマイモのドルチェ マスカルポーネ添え
「ピッツォッケリ」の美味しさに、驚きました。
あえて厚めに伸ばした、蕎麦粉のパスタ。
じゃがいも、キャベツと一緒にゆでて、フォンティーナチーズ、パルミジャーノレッジャーノと、セージの香りを移したバターで和える。
歯ごたえのある生地に、煮くずれたじゃがいも、そこにチーズとバターがよく絡んで、鼻から抜けるセージの香りがふわっと爽やか。
山の中で身体を動かす仕事をする人たちの料理なのだとか。
一日の終わりに、山から帰って、マンマがこんな一皿を出してくれたら、永遠にワインを飲み続けられそうな気がします、笑。
●次回10月17日(日)は、20時〜 ローマからの特別なZoomレッスン!
ようやくイタリアを訪問できることになった長本さんが、ローマのご自宅からレッスン。
いつもよく行かれる市場などの風景も織り交ぜて、現地の空気感を届けてくださいます。
https://caracolfoodnet.com/shonan_ryorijuku/nagamotokazuko/lesson_20211017