今年もアンチョビ仕込み会、開催できました!
「鵠沼魚醤」でおなじみの高橋睦さん・美由紀さんご夫妻の
工房兼ショップ、Shoko-teiさん(湘南藤沢地方卸売市場内)を訪ねての開催は、初めて。
原料のシコイワシ(カタクチイワシ)、本当は地元で「今朝獲れたから集合〜!」と行きたいところなのだけど、近年全体的に収穫量が減り、また獲れる獲れないの波が激しいのです。
いつもお世話になっている藤保水産さんにお願いして、長崎から獲れてすぐ凍結させたカタクチイワシを送っていただきました。
それでも足りない分を、地元の大好きなシラス屋さん「浜野水産」さんが当日の朝、シラス漁の網に紛れ込んでくれたカタクチイワシを選り分けてくださり、何とか確保!
感謝でいっぱい!
よく洗って、ウロコと頭を取って、樽で塩漬けしたら、仕込みは終了。あとは時間がゆっくりと美味しくして行きます。
仕上げまでの期間が毎年どんどん短くなっていくことからも、気候の急速な変化を体感します。
おつかれ乾杯の準備の間に、生ハム・サラミ工房を見学。
高橋さんの尽きないお話をお聴きしてからいただくハムサラミはまた格別です。
アンチョビや魚醤を使った料理と、高橋さんのグアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け)でつくったカルボナーラを肴に、ワインで乾杯🥂
さて、どんな仕上がりになるかしら?
待つ楽しみも、発酵食品の喜びの一つなのかもしれませんね。