長野県松本市で美しい木の道具をつくっている、大久保公太郎さんを訪ねました。
大久保さんが日々向き合うのは、暮らしを豊かにしてくれる道具。手になじみが良く、鍋底に絶妙にフィットする快感(笑)。わたしも日々愛用する一人です。
「僕も、一日14〜15時間(!)握っていて、それでも疲れない、いかに体に無理のないものにするか。どんどん使ってもらって、感じる使い勝手を聞かせてもらえるのが本当にうれしい。」わたしの他愛のない感想にも、目をキラキラさせて聴き入ってくださる大久保さんでした。
工房のお隣でギャラリーを営む、料理上手の奥さまの、毎日の使用感も、道具づくりの大きなヒントになっているそう。
奇をてらわず、使う人の心地よさをとことん追求する大久保さんの道具に、「用の美」の言葉を思い出しました。
夏から、ヘラ(1枚目写真の一番左)とごはん用の杓文字(左から3番目)を、カラコル フードネットのサイトでお取り扱いスタートできそうで、うれしいです。
お楽しみに♪