イタリア、郷土料理の旅(2023.03.28)

イタリア、郷土料理の旅(2022.03.28)

〈イタリア、郷土料理の旅〉
長本和子さん「イタリア、マンマの台所」今月は、フリウリ-ヴェネツィア・ジューリア州の料理でした。

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ザストック
海老の香草風味
グーラッシュとポレンタ

イタリア料理には耳慣れない名前が並んで、好奇心がムクムク。

ザストックは、南瓜とじゃが芋、赤いんげん豆ををパンチェッタの旨みを移したオリーブオイルで和えた、アルプスの山の中の名作サラダ。身近な材料が、シンプルな工程でとびきり美味しい一皿に!

海老の香草風味は、マージョラム、バジル、イタリアンパセリの香りをまとわせた海辺の料理。海老とにんにくの風味が溶け出したオリーブオイルのソースが美味しすぎて、ぬぐうためのパンが必須です。

グーラッシュとポレンタ。
ポレンタは南ピエモンテMULINO MARINOの石臼挽きのとうもろこし粉を使って。
グーラッシュの牛肉はサシの入ったリッチなものより、赤身に筋も入ったようなものが適。じっくり煮込んで柔らかさの中にも歯応えを感じるのがよく似合う料理です。

「イタリア郷土料理は、貧しい食材でもマンマたちが知恵と工夫で美味しく仕上げたもの」と長本さんが繰り返しおっしゃる意味が、料理から しみじみ伝わります。

ワインは同州で絶滅寸前だった土着ぶどう品種をよみがえらせたという、エミリオ・ブルフォンのCIVIDIN。イタリアは料理もワインも、この郷土性がたまらなく楽しいのです♪

●次回は鎌倉SUGATAにて4月23日(日)11時〜ウンブリア州の料理。お申込み受付中です!
(Zoomでもご視聴OK、録画もあり。)

◇詳細・お申込み

湘南料理塾


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