『生』で食べる魚料理のしくみと、調味料づかい
が、今回のテーマでした。
まずはホワイトボードで、“しくみ”の解説。
それからマグロとスズキを使って、切り方による味の感じ方の違い、調味料や辛味・薬味との相性を、実証実験(お味見)をまじえて詳しく細やかに伝授。
〈醤油、塩〉×〈ワサビ、和辛子、唐辛子、胡椒、山椒、カレー粉〉これだけで12通りの味のバリエーション。
赤身、白身にどんな組み合わせが合うのか。
「魚宅配便付き」でご参加の方々は、ウエカツさんと同じ魚ですぐに復習ができるのが、うれしいところ。
「なんとなく」「思い込みで」やっていたことが、ポロポロとはがれ落ちて行く驚きと快感が、このレッスンの人気の理由なのだと思います。
12回のシリーズですが、途中からのご参加も大丈夫。
大切なことは、何回でも繰り返して出て来ます。
ぜひ一度、体験してみていただきたい、とっても「濃い」魚のレッスンです。
Menu
塩マグロの“つかんまぜ”
マグロとゴマ、香味野菜の“りゅうきゅう”
スズキのカルパッチョ
スズキとキャベツのサラダ カレー風味
「新鮮な魚=生=刺身=醤油&ワサビもしくは生姜」という方程式が頭にこびりついていませんか?
と、ウエカツさんから問いかけられて、確かに…と思われる方も多いのでは?
「刺身」は比較的新しい言葉で、昔は「なます」と呼んだそう。
「なます」とは、
“生の肉、野菜を刻んで調味したもの”
つまり、原点に帰れば刺身は、魚と野菜を刻んで味付けした、いわば「和えもの」の一つであり、「生魚のサラダ」なのです、とウエカツさん。
そうか。そう考えたら、もっともっと「生」で食べる魚の味わい方が広がります!
調味料と辛味、薬味の組合わせ。
そこに油の違いを加えたら、楽しみ方の発想は、さらに豊かに♪
こんな風に、魚料理を『しくみ』で伝えることで、「ただレシピ数を増やすのではなく、応用力を身につける」ことを目指すのが、ウエカツ流。
レシピから自由になり、自分の発想で料理できたら、もっと気楽に、楽しく、魚と向き合うことができそうです。
Menu
塩マグロの“つかんまぜ”
マグロとゴマ、香味野菜の“りゅうきゅう”
スズキのカルパッチョ
スズキとキャベツのサラダ カレー風味
●次回は、7/17(土)14:00〜テーマは『加熱調理のしくみ“焼く”』ご予約受付中!シリーズですが、単発でのご参加も大歓迎。
https://caracolfoodnet.com/shonan_ryorijuku/uedakatsuhiko/lesson_20210717