福島県双葉郡浪江町の「なみえ創成小中学校」にて、小中学生とその親御さん、先生方に向けてウエカツさんの魚料理教室が開催されました。
この近海・常磐沖は、もともと親潮と黒潮が交わる豊かな漁場。
ここで獲れる魚介は「常磐もの」と呼ばれ、築地でもその美味しさに定評がありました。
シラスや白魚、メヒカリ、スズキやカツオ、トラフグ…
特にヒラメやカレイなどのいわゆる“底もの”の品質の高さは折り紙付き。
2011年、浪江町の請戸漁港は、東日本大震災で甚大な被害を受けました。
2020年4月、実に9年ぶりに新しく荷捌き施設が完成し、いよいよ待望の競りが再開。
今も復興のさなかにある請戸の魚に関わる人たちを応援し、地元の子どもたちに、もともとこの地に根付いていた、魚を味わう食文化にあらためて親しんでほしい という願いからスタートした試み。
コロナ禍でオンライン開催が続いていた数年間を経て、ようやく子どもたちとウエカツさんとの再会が実現しました。
ホッキガイ
ワタリガニ
スズキ
サケ
子どもたち、貝の殻を開けたり、ワタリガニの甲羅を開いたり、初めてのチャレンジに楽しそうに、果敢に向き合っていました!
すばらしい。。。
Menu
秋の浪江のアクアパッツァ
塩魚の野菜炒め
サケの早めし
たくさんお替わりして、美味しそうに食べてくれた子どもたち。
おうちでお父さんやお母さんにたくさん自慢話をして、ふだんのごはんから魚を好きでいてほしいなぁ。
また来年、お邪魔できるのを楽しみにしています。